スマホ依存症になっていませんか?対策と治し方について徹底解説

やめられないなら依存

夜が長くなったこの季節、SNSやゲームなど、夜遅くまでスマートフォン(スマホ)ばかり触っている人はいませんか? 朝寝坊など生活に支障が出たり、「やめたくてもやめられない」状態が続いたりしているなら、依存症かもしれません。 誰もがスマホを持つようになり便利になった半面で、「スマホ依存」「ネット依存」の人が増えているといわれます。最近は「ゲーム障害」という言葉も登場し、精神衛生の面からいっそう注意喚起されています。そこで依存とはどのような状態か、また熱中しすぎないための基本的な対策についてまとめてみました。

スマホがないと落ち着かない!?

ゲームやエンターテインメント、ニュースや地図のチェック、スケジュール管理、決済まで、スマホはいつも身近な場所で活躍してくれます。一方で油断していると、いつもスマホなどのデバイスやネットに触れていないと落ち着かなくなってしまいがちです。厚生労働省の研究班による2018年8月の発表によると、病的なインターネット依存が疑われる中高生が5年間でほぼ倍増し、全国で93万人におよぶとみられます。これは中高生の7人に1人が該当する計算です。またWHO(世界保健機関)も、オンラインゲームなどに熱中し生活に支障をきたす症状「ゲーム障害」を、新たな病気として、国際疾病分類に加えました。もちろん未成年者のみならず、大人でも依存状態の人は少なくありません。

熱中が過度になると、自力で利用時間を区切るのが難しくなってきます。そして勉強や仕事、食事、睡眠の時間を削り、家庭生活や社会生活にも支障をきたし、睡眠障害や集中力の低下、目の疲れなど心身の健康にも影響が出てきます。こうした、悪影響を自分の意思でストップできない状態が依存症です。極端な場合には抑うつ状態になる、逆に暴言や暴力が顕著になる、金銭トラブルなどに発展するといった場合もあります。

デバイスやネットへの依存の中でも、動画サイトやゲームなどのコンテンツに熱中するものは「コンテンツ依存」と呼ばれます。長時間連続して見続けたり、射幸心をあおるサービスであれば、高額請求のトラブルにもつながったりします。他方、いつもSNSをチェックしてしまうのが「つながり依存」。時間があればスマホを見てしまうので、気付かない間に長時間にわたり利用してしまいます。スマホがないと不安になりやすいのもこのケースの特徴です。

スマホとの距離感を見直すには

せっかくメリットがたくさんあるアイテムなのですから、スマホやタブレットなどのデバイスには、適切な距離で付き合いたいものです。最近ではGoogleやAppleも、スマホの過度な使用を制限する機能を導入し始めています。例えば2018年秋にリリースされたiOS12には、「スクリーンタイム」という機能が盛り込まれました。事前に設定画面でオンにしておくと、「ゲーム」「SNS」「健康とフィットネス」といった用途ごとのアプリの使用時間や、ウェブサイトを閲覧していた時間などのレポートが見られるようになります。自分や子どもの「スマホの使いすぎが気になる」といったときに役立てられる機能です。

またマカフィーが保護者向けに提供している「マカフィー セーフファミリー」を使うと、フィルタリングや年齢別ルールを設定できるだけではなく、子どものスマホでのアプリの使用状況やブロック実施状況、サイトの閲覧履歴、位置情報の履歴などが細かく分かります。2018年11月29日からは、アプリ単体での提供だけではなく、「マカフィー リブセーフ」にもパッケージされますので、ぜひご活用ください。依存に陥らないためにも、そんな機能も利用しながらスマホの使い方を客観的に確認。そして下記のような点を意識して付き合い方を見直し、スマホのメリットを生かしていきましょう。

スマホ依存・ネット依存対策リスト

依存について知る

まずは依存のリスクや、気付くきっかけなどの情報収集を。

1日の利用状況をチェックする

設定画面からアプリをどれだけ使っているかチェックしたり、日々の利用時間帯を紙やノートに書き出してみましょう。

時にはスマホを手放してみる

定期的にスマホなどのデバイスを持たずに過ごす日を作ってみるのも一案です。

家族のルールを決める

特に子どもの場合は、親子で話し合ってルールを決めましょう。

ペアレンタルコントロールを利用する

通信キャリアやセキュリティ会社が提供するペアレンタルコントロール(保護者機能)は、より細かな管理・運用が可能です。マカフィー セーフファミリーでは、子どものスマホにアプリやサイトへのアクセス可否を設定でき、履歴も見られます。

マカフィー モバイルセキュリティをお試しいただけます

オールインワンの保護機能によって、より安全にモバイルデバイスをお楽しみください。

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