マカフィーの「より安全な夏の旅行調査」で、
夏休みに向けて旅行にまつわる詐欺の傾向を明らかに
オンライン予約時に詐欺に遭いやすい「危険な世界の旅行先トップ10」を発表
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オンライン予約時に詐欺に遭いやすい「危険な世界の旅行先トップ10」を発表
2024年5月31日
オンラインのセキュリティ対策製品を提供しているマカフィー株式会社(本社:東京都千代田区)は、「より安全な夏の旅行調査」と、詐欺師が旅行者をマルウェアや詐欺に遭う可能性のある危険なオンラインサイトに誘導するために悪用する「危険な世界の旅行先トップ 10」を発表いたします。本調査は、夏の旅行における新たなトレンドと詐欺のリスクに関するインサイト(洞察)を明らかにし、ディープフェイクを筆頭にますます信憑性を増す生成 AI によるオンライン詐欺に対する日本人の懸念が高まっていることを浮き彫りにしています。このグローバル調査は、米国、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、日本の成人 6,000 人を対象に行われました。
旅行熱が高まる一方、AI やディープフェイク の台頭による情報の信頼性への懸念
2024 年に日本人の 88% が国内旅行、12% が海外旅行に行く予定です。43% の人が旅行のために昨年より多くの予算を用意し、54% の人が買い物や外食費など個人的な支出を削ってでも旅行を優先させると回答するなど、例年よりも贅沢志向にあります。
旅行への熱意が高まっている一方、29% の日本人が、AIやディープフェイクの台頭によって旅行の計画や予約時に情報の信頼性が低くなったと回答し、詐欺を認識して回避することがより困難になっています。サイバー犯罪者が旅行者を搾取するために、より巧妙な手口を使っていることから、以前にも増して注意を払うことが求められます。
米国マカフィー(McAfee, LLC、本社:米国カリフォルニア州)のサイバー脅威インテリジェンスリサーチ部門の責任者であるアビシェク・カーニック(Abhishek Karnik)は、次のように述べています。
「夏の旅行に向けて準備を進める日本人にとって、計画を立てる楽しさと注意を払うことのバランスを取ることは重要です。サイバー犯罪者は日和見主義であり、旅行需要が高まるピークシーズンを悪用し、魅力的なオファーで旅行予定者を誘惑します。AI の普及により、詐欺はより巧妙かつ頻繁に行われるようになっています。マカフィーは、旅行者が健全なオンライン環境を維持し、あまりにも良すぎる内容の取引ではクリックする前に再考し、高度なAIを搭載したセキュリティ・ソリューションの活用を推奨します。そのような対策を取ることで、消費者の旅行計画・予約プロセスに潜むさまざまなサイバー脅威から守られ、より安全で楽しい旅行にすることができます。」
旅行予約で詐欺に遭遇する可能性
いまや 2 人に 1 人がオンラインで旅行の計画を立てる時代です。休暇の計画や予約に役立てる情報源として、多くの人が、旅行予約に関するカスタマーレビューまたはウェブサイト(54%)、オンラインサイト(37%)を利用しており、日本人の調査対象の16%が旅行予約時に、14%が旅行中に詐欺の被害に遭遇しています。また、旅行中に詐欺に遭った人のうち 4 人に 1 人(26%)が過去に1回の詐欺で 1,000 ドル以上(約 157,000 円)を失ったと回答しました。
旅行者が旅行の予約中に遭遇する一般的な 3 つの詐欺事例:
休暇中に旅行者に影響を与えた一般的な 3 つの詐欺事例:
旅行者は人気の海外旅行先を調べる際に注意が必要
マカフィーラボは、消費者がオンラインで旅行先を調べる際に安全でいられるよう支援する取り組みの一環として、日本人向けに「危険な世界の旅行先トップ 10」のリストを作成しました。リスト内上位の旅行先は、オンライン旅行関連の検索で安全でない結果が頻繁に出てきて、消費者のデータ、プライバシー、個人情報を脅かすマルウェアのインストールにつながる可能性が高い場所です。
マカフィーは、本調査のために、「割引」、「Airbnb」、「郷土料理」、「ツアー」などの旅行関連のキーワードをもとに出た検索結果を分析しました。旅行者は、これらの旅行先への訪問に関して、オンライン上で関与する際には、十分な注意を払うよう推奨されています。
「危険な世界の旅行先トップ10」
旅行中のデバイス保護
多くの人が旅行中のデバイス保護について不安を持っているものの、実際に実践している人はわずかです。日本人の 71% が携帯電話のデジタル保護に懸念を抱いており、45% が休暇中にインターネットに接続した場合、自宅で接続した場合よりも個人情報の安全性が低いと感じています。一方で 22% は滞在先の Wi-Fi ネットワークが安全かどうかを確認する前に、デバイスを接続したことがあると回答しています。
夏のオンライン旅行詐欺から身を守る方法
旅行前
旅行中
オンラインで身を守る方法やマカフィーの製品およびサービスについて詳しくは、https://www.mcafee.com/ja-jp/index.html をご覧ください。
調査方法
調査は 2024 年 5 月 1 日から 3 日、市場調査会社 MSI-ACI が 18 歳から 65 歳までの 6 カ国(米国、英国、フランス、ドイツ、日本、オーストラリア)の成人 6,000 人(各国 1,000 人)を対象に、オンラインアンケートを実施。
「危険なオンライン旅行先トップ10 」の概要と検索手法
この調査は、マカフィーラボの調査員が 2024 年 3 月 11 日から 29 日にかけて実施したもので、「マカフィー® ウェブアドバイザー」を利用して、さまざまな人気の旅行先に関連する危険な URL を検出しました。これには、マルウェアの脅威、フィッシング、詐欺コンテンツを配信するウェブページが含まれます。研究者は、国別の検索エンジンに一致した場所のさまざまな休暇先の用語を照会し、検索結果内に出てきた危険な URL の割合を計算しました。最終的には危険なオンライン旅行先の結果は、人気のある検索対象であり、フィッシングやその他のオンライン詐欺を作成する際にサイバー犯罪者の主要なターゲットとなる都市や国を示しています。
マカフィーについて
マカフィーは、消費者と中小企業向けのオンライン保護のグローバル・リーダーです。デバイスだけでなく人を保護することにも重点を置くマカフィーの消費者および中小企業向けのソリューションは、常時オンラインの世界におけるユーザーのニーズに適応し、適切なタイミングとセキュリティで家族、地域社会、ビジネスを保護する、総合的で直感的なソリューションを通じて、ユーザーが安全に生活できるよう支援します。詳細情報については、https://www.mcafee.com/ja-jp/index.html をご覧ください。
*McAfee、マカフィー、McAfeeのロゴは、米国およびその他の国における米国法人 McAfee, LLCまたはその関連会社の商標又は登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
McAfee Japan 広報代理(ウェーバー・シャンドウィック)
E-MAIL: mcafeejp-pr@webershandwick.com
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